OPMを知る

目次

はじめに

Sam氏作のフリーVSTi、VOPMは往年のFM音源チップYM2151の音色をお手軽かつ完全に再現できる夢のプラグインです。PPSE部改造版のVOPMexが後継に挙げられるものの、オリジナルのVOPMは2013年に開発停止が宣言され、VST規格を制定しているSteinbergからはVST2プラグイン自体の段階的サポート停止が予告されるなど、今後のDAW環境で使用できなくなってしまうことが考えられます。
なお、上記リンク先のVOPMホームページはgeocitiesサービスの終了により2019年3月末には閲覧できなくなる予定です。

フィルタによる減算方式のシンセサイザーと比べ難解な印象があるFM音源ですが、YAMAHA Reface DX など4オペレータFM音源の復刻版が登場するなど、独特の倍音が乗った音色が評価され続けていることが伺えます。
古き良き音色を残していけるよう、ここではAbleton Live付属のMAX for LiveやOperatorを用いて再現・比較検証を行います。筆者やweb検索の気まぐれで訪れた方にとって、FM合成の勘所やYAMAHA製FM音源特有の仕様を知る助けになれば幸いです。

参考資料

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